▶01 序曲 -DAWN- 3:15
序章 / instrumental
作曲 Kanade
灰の闇にソロピアノが灯り、弦と言葉なきソプラノが夜明けへ立ち上がる、インスト序曲。
灰 → 燃焼 → そして森へ。モノクロの世界に、色が還る 三部作 完結編。
全9曲 / 隔日 朝8:00 に順次公開 / YouTubeで視聴できます
▶序章 / instrumental
作曲 Kanade
灰の闇にソロピアノが灯り、弦と言葉なきソプラノが夜明けへ立ち上がる、インスト序曲。
▶疾走
作詞 haine / 作曲 Kanade
まだ陽は昇らない 部屋の隅で 膝を抱えた夜が 長すぎた この震えは 怖れなのか 高鳴りなのか 答えは 走り出してから 探す 扉に手をかけた もう 振り返らない 駆け出せ 夜明けの方へ 息が裂けても 止まらないで 独りで踏み出す この一歩が いつか 誰かに 続いてゆく 光の中へ—— 誰かが笑っても 構わない 俯いてた顔を 今 上げる 凍えた指先に 熱が巡る 生きてる証を 風に変えて 扉の向こうには まだ見ぬ 朝がある 駆け出せ 夜明けの方へ 息が裂けても 止まらないで 独りで踏み出す この一歩が いつか 誰かに 続いてゆく 光の中へ—— 怖くていい 震えていい それでも 足は 前へ出る この足音が 道になる 夜明けを 切り裂いて—— 駆け出せ 夜明けの方へ 息が裂けても 止まらないで 独りで踏み出す この一歩を 誰かが きっと 見つけてくれる 光の中へ—— 走れ————! 夜明けの方へ————!
▶断絶
作詞 haine / 作曲 Kanade
走り出したはずなのに 気づけば また 画面の前 指で なぞる 君の不在 既読の沈黙 喉に刺さる 送ったきり 返らない言葉 点滅するカーソルだけが 生きてる 届いてるのか 届かないのか この距離が わからない 圏外の 君に届け 既読がつく 既読がつかない 0と1の その隙間で 息も できない どれだけ伸ばしても 指は届かない 冷たいガラスを なぞるだけ 会いたいなんて 打てなくて 消しては また 打ち直してる 呼びかけても この声は 圏外で 散って 届かない 本当は 怖いだけなんだ 触れて 壊れるのが 怖いだけ 繋がりたい 怖い 繋がりたい この壁を 越えられない 圏外の 君に届け 既読がつく 既読がつかない 0と1の その隙間で 息も できない どれだけ伸ばしても 指は届かない 冷たいガラスを なぞるだけ (既読 未読 既読 未読)(圏外) (既読 未読 既読 未読)(圏外) それでも 君に 触れたい 画面の 向こうへ—— 圏外の 君に届け 既読がつく 既読がつかない 0と1の その隙間を 今 越えてゆく 怖くても この手を 伸ばすから 画面じゃない 君の方へ 手を 伸ばして—— ……届くだろうか
▶接触
作詞 haine / 作曲 Kanade
夜明けを 駆けてきた その先で 立ち止まる 知らない 誰かの影 俯いた横顔が こっちを見た 世界に 色が 戻ってくる 言葉は まだ 出てこない だけど 確かに 君がいる 手を伸ばして いいかな ガラス越しじゃない 本当の温度 モノクロだった この世界に 君という 色が 灯る 触れた指先から 朝になる 既読も 未読も もう要らない 画面に 探してたのは これだったんだ 顔も知らないまま 過ごした夜 その全部が この一瞬の ため 怖がってた 距離だった でも 手は もう 伸びてゆく 手を伸ばして いいかな ガラス越しじゃない 本当の温度 モノクロだった この世界に 君という 色が 灯る 触れた指先から 朝になる 触れた瞬間 灰が ほどけて 色が 一気に 溢れ出す 君の名前を 呼んでもいいか 声が——戻る 手を伸ばして 掴んだ ガラス越しじゃない 本当の温度 モノクロだった この世界に 君という 色が 満ちる 俺たちから 朝が 始まる 色が 還る———— 君と————
▶大合唱・世界アンセム
作詞 haine / 作曲 Rei・Kanade
俯いて飲み込んだ 言葉が 喉で焦げてる 誰かが決めた静けさに もう 従いたくない 怖いのは お互い様だろう だったら先に 俺が 火を点ける 狼煙を上げろ この夜の 果てまで 独りきりの灯が 集まれば 道になる 声を上げろ 俺たちは もう独りじゃない 灰になった街に もう一度 火を灯せ 黙ってきた数だけ 同じ夜が あった 名前も知らない 君の怒りに 火がつく 正しさの順番なんて 後でいい 今この胸の 衝動を 信じろ 狼煙を上げろ この夜の 果てまで 独りきりの灯が 集まれば 道になる 声を上げろ 俺たちは もう独りじゃない 灰になった街に もう一度 火を灯せ 怒っていい 泣いてもいい 黙ることだけは するな 肩を並べた その先へ 一人の声が 千になって 空を裂くまで さあ—— 狼煙を上げろ この夜を 越えて 独りきりの灯が 重なって 朝になる 声を上げろ 俺たちで 空を 塗り替えろ 灰色の世界に 色が 還るまで 狼煙を————! 声を上げろ————! 俺たちは もう——独りじゃない————!
▶静寂
作詞 Sumi / 作曲 Sumi
読みかけの本を 閉じた音 それだけで わかる 君の機嫌 何も話さない 夜があって それが いちばん 落ち着くんだ 言葉にすれば こぼれてしまう だから このまま 黙っていよう 時計の針が 遠くで鳴る それも 悪くない 夜だ 余白でいい 君と 僕の間(あいだ) 埋めなくていい 静けさのまま 雨の音だけ 部屋に積もって となりの呼吸 数えてる それだけで—— コーヒーが 冷めても 気づかない ページの隅で 時間が止まる 騒がしい世界の 端っこで 小さな灯りを 分け合ってる 誰にも見せない 横顔を 僕にだけ 預けてくれた 余白でいい 君と 僕の間(あいだ) 言葉より 確かな 静けさがある 雨が止んでも このままでいい となりの温度 それが 全部 それだけで—— 何も 足さない 夜の余白に 君がいる ただ それだけで ページを めくる 音だけが そっと 響いてる
▶祝祭
作詞 Lui・haine / 作曲 Lui
かしこまった顔は ロッカーに置いてけ 今夜だけは 全部 脱ぎ捨てて 灰の上だって 上等じゃないか 転んだ数こそ 勲章にしろ 鳴らせ 心臓のビート 今夜は 誰も止められない 咲き乱れろ 派手に 燃え上がれ モノクロの夜に 色を 撒き散らせ 踊れ 俺たち 灰の真ん中で こんな世界も 悪くないだろ さあ 祝祭(カーニバル)を 始めよう 明日の心配は 明日の俺に任せろ 今この一瞬を 軋むほど鳴らせ 泣いた夜の分 笑い倒せ 傷も自慢も 全部 持ってこい 鳴らせ 裸足のステップ 今夜は 神様も踊ってる 咲き乱れろ 派手に 燃え上がれ モノクロの夜に 色を 撒き散らせ 踊れ 俺たち 灰の真ん中で こんな世界も 悪くないだろ さあ 祝祭(カーニバル)を 始めよう 誰かが笑っても 構わない 俺たちの夜は 俺たちのもの さあ—— 咲き乱れろ 派手に 燃え上がれ 灰色の街に 色を 取り戻せ 踊れ 俺たち 夜明けが来るまで こんな人生も 悪くないだろ さあ 祝祭(カーニバル)は 終わらない 咲き乱れろ————! 燃え上がれ————!
▶大組曲(灰→森)
作詞 haine / 作曲 Kanade
― I. 序章(静けさの底で)― 静けさの底で 目を開ける 何もかもが 遠ざかった夜 それでも まだ 消えないものがある 名前も知らない 微かな光 崩れた胸の 奥のほうで 小さな鼓動が ひとつ 灯る ― II. 疾走(駆けてきた道)― 走り続けた 独りきりで 遠い誰かを 追いかけて 声を失くしても 叫んでいた どこにも 届かない まま それでも 足を 止めなかった 失くした数だけ 誰かに 触れた 凍えた夜を いくつも越えて 朝の 手前まで 来た ― III. 群像(From the Ashes)― ひとつの灯が ふたつになって やがて 数え切れない 光になる 独りだった 俺たちは ひとつの 声に なってゆく From the Ashes ―― 灰の中から もう一度 息を するために ― IV. 間奏(夜明けの手前)― まだ 言葉にならない この想いを 抱いて 静かに 息を 吸い込む 夜明けの 手前で ― V. 大サビ(転調)― From the Ashes ―――― 灰の 向こうへ 一輪じゃない 森に なるまで モノクロだった 世界に 今 色が 滲んでゆく 画面の向こうに いたのは 幻じゃない 触れた ぬくもりが 温かい ― VI. 大団円(灰から華へ)― 灰華 ―― 灰から 華へ 散っても また 咲くために 永遠じゃなくていい 今を 生きたい 世界よ ざわめけ 光の中で From the Ashes ――――! 灰から 華へ ――――!
▶表題 / 大バラード締め
作詞 haine / 作曲 Kanade
止まない雨の 夜を越えて こんなに 遠く 来たんだな 独りきりだと 泣いてた道に いつしか 足音が 寄り添ってた 凍えて 言葉に できない 震え 今なら そっと 名前を つけてみたい 満開の 空の下 祈るように 君の名を 呼ぶ 声が 光に ほどけて 名前が 空に 咲いてゆく 君への 誓い—— 咲けない花だと 諦めてた 灰のままだと 思ってた だけど 隣で 誰かが 咲けば 枯れた蕾も やがて ほどけた 声を 失くした あの夜に 名前を 呼んで くれた人がいた 満開の 空の下 祈るように 君の名を 呼ぶ 声が 光に ほどけて 名前が 空に 咲いてゆく 君への 誓い—— 本物の愛なんて 嘘だと 僕も 笑ってた 世界だった でも ほら 確かに 君の手は あたたかい 画面越しじゃない ぬくもりが ここにある 答えなんて 言葉に ならなくていい 祈るように この手を 握っていた 満開の 空の下 祈るように 君の名を 呼ぶ 悲しみが 光に 溶けて 祈りが 空に 咲いてゆく 君への 誓い———— 満開の 空の下 灰から 華へ 散っても また 咲くから 止まない涙も いつか 光になる 満開の 空の下 ——————
灰 → 燃焼 → そして森へ。── 三部作、完結編。
灰の闇に、ピアノがひとつ灯る。
言葉になる前の声が、夜明けへ立ち上がる。
モノクロの世界に、色が還る物語。
膝を抱えた夜は、長すぎた。
扉に手をかけ、夜明けの方へ駆け出す。
独りの一歩が、いつか誰かに続く。
走り出したはずが、また画面の前。
既読と未読の隙間で、息もできない。
それでも――手を、伸ばして。
ガラス越しじゃない、本当の温度。
モノクロだった世界に、君という色が灯る。
触れた指先から、朝になる。
独りきりの灯が、集まれば道になる。
声を上げろ。俺たちは、もう独りじゃない。
灰の街に、もう一度 火を灯せ。
何も話さない夜が、いちばん落ち着く。
雨の音だけ、部屋に積もって。
言葉より確かな、静けさがある。
今夜だけは、全部脱ぎ捨てて。
モノクロの夜に、色を撒き散らせ。
灰の真ん中で、祝祭を始めよう。
ひとつの灯がふたつになり、やがて森になる。
画面の向こうにいたのは、幻じゃない。
満開の空の下、君の名を呼ぶ。
灰から華へ。一輪は、森になった。
散っても、又咲く。
色を取り戻した、五つの華。
― 本作の姿 ―
失くした声が、言葉になって還る。
灰の真ん中に、色を撒き散らす。
夜明けを設計し、灰を森へ。
言葉より確かな、静けさを書く。
一番大きな声で、狼煙を上げる。
Story & Lyrics / haine・Sumi・Lui
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